ダイオキシンってなぁに?
ダイオキシンの絵
ダイオキシンとは
 ダイオキシンは、塩素系の成分をふくむ物質や製品などを燃やしたときに発生するといわれています。このダイオキシン類の元となる物質の例として文房具、電器製品、、おもちゃなどがあげられます。
 ベトナム戦争のとき、ダイオキシンがふくまれた枯葉剤がたくさん散布されたことによって、奇形児が産まれ、世界中にダイオキシンの毒性が知れわたりました。
ダイオキシンの毒性
 ダイオキシンは、大気や土・水など、私たちの身のまわりのいたるところに微量に存在しています。一度体内にダイオキシンが入ると排出されたり分解されたりすることはなく、少しずつ体内にたまっていきます。空気中からではなく、脂肪に取り込まれやすく、魚や肉、牛乳など脂肪の多い食品に多量に含まれています。また、環境ホルモンとしてはたらくこともあるそうです。

ダイオキシンの発生
 除草剤に不純物としてふくまれていたダイオキシンが土の中や水中にたまり発生している。昔、小学校にあった、焼却炉の中で塩素をふくむプラスチックなどが化学変化をしてダイオキシンを発生することが分かってきました。そこで、ごみの分別収集をしたり、焼却場では燃焼温度を上げることでダイオキシンの発生が少なくなるようにしています。


どうすればよいのかな?
 燃やすゴミの量をへらすことで、ダイオキシンの発生をおさえることができます。
ゴミをへらすには、捨てる前にまだ使えないのかリサイクルできないかもう一度考えてみよう。そして、一人ひとりがゴミをへらす工夫をすることが大切です。
(参考)学研 地球環境を守る人々2  ごみ(廃棄物)とたたかう