公害病(こうがいびょう)とは? |
---|
![]() ![]()
公害は人びとの健康に影響(えいきょう)をおよぼし、各地に原因不明(げんいんふめい)の病気をひきおこしました。この病気を「公害病(こうがいびょう)」といいます。窒素肥料(ちっそひりょう)工場の排水(はいすい)にまじっていた有機水銀(ゆうきすいぎん)が原因でおきた水俣病(みなまたびょう)(熊本県水俣市、新潟県)や、鉱山(こうざん)の排水(はいすい)にまじっていたカドミウムが原因になったイタイイタイ病(富山県)、工場からはきだされるばい煙によるぜんそく(三重県四日市市)などが有名です。 公害から健康をまもるために、1967年に公害対策基本法(こうがいたいさくきほんほう)が制定(せいてい)され、排水やばい煙、騒音(そうおん)、悪臭(あくしゅう)などに、きびしいきじゅんがつくられました。
|