三重県環境学習情報センター

センターからのお知らせ

2025.06.01展 示

6・7月の企画展示は、ウミガメネットワーク三重による「死んで漂着するウミガメ」です。

企画展示では、環境にやさしい事業活動や環境保全活動などを紹介する展示を2か月ごとに企画します。

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 展示期間:61日(日)~727日(日)

展示場所:三重県環境学習情報センター(四日市市桜町368411

開館時間:9001600 休館日:月・土曜日(祝日は除く)、年末年始

入館料:無料・事前申込不要

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伊勢湾では、春から夏にかけてウミガメがやって来て、産卵しています。
親や子ガメにとっての砂中温度の適温は、30℃未満といわれています。しかし2024年は記録的な猛暑となり、産卵場所付近の地下30cm地点における最高の砂中温度は37℃となっていました。地表に近づくほど温度が上がるので、地下30cmよりも近いところはもっと暑かったはずです。

展示では、死亡漂着するウミガメとその消化器官に残る物を一覧表で示しています。また、死亡漂着したカメの甲羅や多くの頭蓋骨を展示してあり、たくさんのウミガメが死亡漂着している事実を感じさせられます。

ウミガメの産卵にとって危険なゴミである、海岸に捨てられていた釣り道具の針のついたルアーや注射器なども展示してあり、ごみをポイ捨てしないよう呼びかけています。

これらのウミガメがどんな風に生きて、そして死んでいったか、どうしたら助けることができるか、想像してください・・と訴えかけられています。

 ご家族、お友達をお誘い合わせの上、ぜひお越しください♪

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