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2024.09.08
三重県立飯野高等学校・定時制で「食品ロスをへらそう」の出前講座を行いました
■日時 2024年8月28日(水) 17:35~18:20
■場所 三重県立飯野高等学校 定時制
■受講人数 107人
■担当 環境学習推進員 東
食品ロスの講座では、まず、たくさんの食品が食べられずに捨てられている事実を知ってもらい、捨てられてしまう理由を考えてもらいます。今回は人数が多いため、生徒のみなさんの意見を充分聞く時間をとることはできなかったので、家庭やレストラン、スーパーマーケットなど様々な場面での食品ロスが生じる理由を説明しました。そして、食品ロスを減らすための企業や行政の取り組みを紹介し、自分たちにできることを考えてもらいました。
日本の食品ロスは年々改善されていますが、食料自給率が低いにもかかわらず、その量は多く、さらに今年は米が店頭で不足しているのに米が廃棄されている事実を説明しました。一方、世界に目を向けると、オレンジやカカオ豆、オリーブなど、病害虫や異常気象などで収穫量が激減している農作物があります。その結果、オレンジジュースが手に入りにくくなるなど、日常生活への影響が表れています。これからは、地球温暖化による異常気象や病害虫による不作などの影響も加えて、食品ロスの問題を考えてほしいと思います。
【報告:東】