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2025.05.27
三重県立北星高等学校・通信制で「生物多様性」の出前講座を行いました
■日時 2025年5月22日(木) 13:15~14:05
2025年5月25日(日) 15:15~16:05
■場所 三重県立北星高等学校
■受講人数 22日(木):29人,25日(日):34人
■担当 環境学習推進員 東
三重県立北星高等学校・通信制では、「総合的な探究の時間」で「環境」をテーマにした授業をしています。その第2時間目として「生物多様性」の出前授業をしました。
「生物多様性」には3つのレベルがあります。遺伝的多様性、種の多様性、生態系の多様性です。授業では、19世紀にジャガイモの疫病がきっかけで起こったアイルランドの飢饉(ジャガイモ飢饉)を、生物学的視点、とくに遺伝子の多様性から考え、ある種が存続するためには遺伝的多様性が大切であることについて学習しました。そして、種の多様性と生態系の多様性が大切である理由につなげ、私たちの生活に与えてくれる恩恵(衣、食、住、薬、文化、エネルギーなど)について、まとめました。
毎年5月22日は国際生物多様性の日。今年のテーマは「”Harmony with nature and sustainable development”(自然との共生、持続可能な未来へ!)」私たちの未来のため、生物多様性の保全について考え、行動しましょう。
【報告:東】