化学物質(かがくぶっしつ)とつきあっていくために |
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![]() でも、化学物質の中には、人や動物・植物に害(がい)のあるものがたくさんあります。それらは、毎日の生活や、工場などから、私たちの身のまわりの空気や水、土などに出されています。 そして、私たちは毎日の生活の中でそれらを少しずつ体の中にいれ、だんだん体のちょうしがおかしくなるにつれて、そのことにようやく気づくのです。 いろいろな化学物質、たとえば・・・
![]() 人の体にわるい影響(えいきょう)があることがわかっている化学物質があり、その化学物質がどこで生まれ、どのように環境をよごしていくのかがはっきりしている場合は、つかい方やつかうりょうを、法律(ほうりつ)で規制(きせい)しています。 たとえば
しかしながら、化学物質は日本の中だけでもおよそ5万(まん)しゅるいあると言われるほど、さまざまなものが存在しています。 ![]() したがって、法律による規制だけでは、化学物質による環境汚染のすべてに対応することは、むつかしくなっています。 このため、わるいえいきょうのある化学物質を、法律による規制であまり出さないようにすることもだいじですが、それにくわえて、すでに出てしまった化学物質による環境リスクを、きちんとわかって、管理(かんり)していくことも大切です。 |