三重県環境学習情報センター

センターからのお知らせ

2025.08.01展 示

8・9月の企画展示は、四日市大学エネルギー環境教育研究会による「四日市大学エネルギー環境教育研究会<竹資源の活用>」です。

企画展示では、環境にやさしい事業活動や環境保全活動などを紹介する展示を2か月ごとに企画します。
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展示期間:8月1日(金)~9月26日(金)
展示場所:三重県環境学習情報センター(四日市市桜町3684-11)
開館時間:9:00~16:00 ※休館日:月・土曜日(祝日は除く)、年末年始
入館料:無料・事前申込不要
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「四日市大学エネルギー環境教育研究会」は、大学教授、小・中・高の教員、行政、市民団体、NPO団体、企業の方々が参加しており、持続可能な経済発展に資することや、自然と共生する知恵を次世代の子どもたち・若者たちにつなげることを目的として活動しています。

そのうちのひとつである「循環型社会創造部門」では、伐採した竹をそのまま放置すれば廃棄物となり、活用すれば「資源」になることをコンセプトに活動しています。食品廃棄物からリサイクル飼料をつくり、里山に繁茂する竹林の間伐材を地元企業が保有する酵素を使い、養鶏環境の改善(悪臭防止)と鶏卵の高付加価値化を実証しました。この“伊勢竹鶏物語”事業は環境省地域循環型支援事業として実践され、「環境白書」や「COP10」で成果を発表しました。現在、この実績をもとに”伊勢竹鶏物語Part2”として間伐材を農地の地力回復に利用するプロジェクトが動いています。

展示では、活動内容や授与された幾つかの表彰状も掲示されています。
ご家族、お友達をお誘い合わせの上、ぜひお越しください♪

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