三重県環境学習情報センター

スタッフブログ

2022.03.23

ESD実践講座2021 PART2 第2回「『ESD for 2030』実践者になる②」報告

****************************************************
【日時】令和4312()13451615
【場所】三重県総合文化センター
【テーマ・内容】「『ESD for 2030』実践者になる②」
【講師】新海 洋子 氏(一般社団法人SDGsコミュニティ 代表理事)
【参加人数】12
****************************************************

新型コロナウイルス感染症対策として、当初開催予定だった129日(土)から312日(土)に延期して、開催されました。

まずは、前回のグループワーク(「ESDについて何を使って実践するか」)で各グループに出された宿題について、グループ内で共有・ディスカッションをし、発表しました。例えば、子どもたちが集まるような楽しいイベントを企画し、SDGsなどの課題を近しく思ってもらうことや、チョコレート工場を訪ね、原料の裏側を知り、プロセスを知ることによって、他人ごとではなく自分ごとにすることや、炭素税はどのように使われているかを知る必要があること、などの具体的活動案が出されました。


また、海洋汚染問題を考えながらプラスチックアートの作成を行う活動について、実際に活動をされている西口恵子さん(白塚の浜を愛する会)に絵画を見せていただきながら、活動の協働のあり方についてお話を伺いました。

続いて、グループ毎に「服」「おにぎり」「水」「プラスチック」のテーマがそれぞれ与えられ、どういったところがSDGsと結びついているのか、グループディスカッションを行いました。

また、上記の4つのテーマについて、どのようにESDの教材として使うのか、これまでの教育のように、やることをそのまま伝えるのではなく、子どものやりたいことを、大人が引き出すようにする手法について、グループディスカッションを行い、発表しました。


講師の新海さんからは、環境だけに目を向けるのではなく、経済や社会といった観点から、SDGsの「同時解決」を目指して欲しいとのお話しをいただきました。また、「参加」「対話」「協働」「表現」・・これらの力が日本では弱いですが、これらをキーワードに考えていって欲しいとのことです。

<グループ成果物>


 

【報告:大山】

記事一覧に戻る