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環境基礎講座2023 第3回「資源物・資源循環」報告
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【日時】令和5年6月24日(土)13:45~16:30
【場所】サン・ワーク津
【講師】
①第一講:河合 賢人 氏(三重県環境生活部環境共生局資源循環推進課)
②第二講:真柄 隆司 氏(有限会社 三功)
【参加人数】①31人 ②31人
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河合さんからは、「三重県の廃棄物問題と資源循環」というタイトルで、最初に三重県内のごみの状況についての説明がありました。
また廃棄物処理法に基づく県計画の名称が「三重県廃棄物処理計画」から令和3年度から「三重県循環型社会形成推進計画」に改定されたこともご説明いただきました。
食品ロスの三重県の現状も説明され、食品ロス削減の取り組みとして「みえ~る」の紹介や各市町の取り組みの紹介もしていただきました。
真柄さんからは、「リサイクルの現場から~資源循環型社会に向けて~」というタイトルで、食品廃棄物のリサイクル・ループについてや廃棄物のリサイクル方法についてご説明いただきました。
有限会社三功は、平成13年に「食品リサイクル法」が施行された以前から、食品廃棄物の堆肥化事業を立ち上げ取り組んでおり、食品の廃棄の仕方には、当初は取引先の理解も十分になくご苦労されたそうです。
また、廃棄物を資源に変えるという理念のもと、回収してきた物が色々な資源として生まれ変わり活用するしくみをお話ししていただきました。
質疑応答では、河合さんの講演に対し、規格外の野菜の廃棄問題についての解決策を問うものや、一般家庭の食品廃棄物量が三重県は全国平均より多い理由はなぜかなど、質問がありました。
真柄さんへは、津市で行っている堆肥「有機みえ」を使っての「くるりんフード事業」の各市町へ拡大の要望や、石油代替燃料「RPF」についての質問には、企業の取り組みの難しさの説明がありました。
私たちが廃棄物問題・資源循環に対して何ができるのか、この講座を通して考えるきっかけとなったことを願います。
【報告:大村】