三重県環境学習情報センター

　津市リサイクルセンター敷地内にある自然観察の森で「自然観察会～自然観察の森を探検しよう～」を開催し、秋の自然のようすを観たり、聴いたり、触ったりしてみました。

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　【日時】　2023年11月5日(日)　10:00～12:00
　【場所】　津市リサイクルセンター内　自然観察の森（津市）
　【参加人数】　14人
　【講師】　自然観察指導員　下澤 輝 氏、小河健彦 氏
　【担当】　環境学習推進員　木村、東
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　週間天気予報では雨が心配されていましたが、風もなく、過ごしやすい天気となりました。
　自然観察指導員の方２名が講師となり、最初に野外で注意すべきことを確認し、森の中へ出発しました。

　この時期、アラカシやコナラなどのブナ科の樹木の下には、たくさんのどんぐりが落ちています。参加者の方は、自然観察指導員から、どんぐりについている殻斗（かくと／「ぼうし」、または、「パンツ」とも呼ばれます）を見て、おおよその種類の見分け方を教わりました。

　振り返りの時間では、観察会で見られた生物の名まえを確認しました。

　
　植物では、どんぐりができるコナラやクヌギ、クリ、アラカシ、ウバメガシのほか、フジバカマ、ススキ、アカマツ、クサギ、カクレミノ、ヤクシソウ、ヒヨドリバナなどが見られました。動物では、オオアオイトトンボ、トノサマバッタ、クルマバッタ、アオマツムシ、ハラビロカマキリ、キタキチョウなどの昆虫類、コゲラ、アオサギ、シジュウカラなどの鳥類が確認できました。

　これからも自然の中で、さまざまな生物の観察をして、身近な環境への関心を深めて欲しいと思います。

【報告：東】