スタッフブログ
津市立西が丘小学校4年生のみなさんが来館しました。
津市立西が丘小学校4年生のみなさんが来館し、「水質チェック」「海ごみについて考えよう」「展示ホールクイズ」の学習をしました。
*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:
日時:2025年11月18日(火)11:30~14:30
場所:三重県環境学習情報センター
人数:135人
担当:環境学習推進員 太田、坂崎、東、脇谷、大山、磯部
*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:
【水質チェック】
生活の中で出る排水と自然の水が、どのくらいきれいなのか、汚れているのかを調べるために、CODパックテスト(化学的酸素要求量)を使って3種類の水を測定しました。
・センターにある池の水
・サラダを食べた後の食器を洗った水
・人が入った後のおふろの残り湯
測定前にはグループごとに予想を立てて発表しました。
「人が入った後のお風呂のお湯は汚れているんじゃないか?」「池の水は濁っていて汚れていそう」などいろいろな意見が出ましたが、測定の結果、池や川の水などの自然系の水より、食器洗いに使った水など生活で使った水の方が数値が高く、海や川に影響を与えていることがわかりました。お風呂の残り湯は数値が低く予想と違うグループから驚きの声が上がりました。
理由を考えてみると、かけ湯やシャワーで汗や汚れを流してから湯船につかることが多いため、実際には体はきれいな状態で入浴していることが分かります。シャンプーや石けん類も、必要以上に使わなくてもいいのではないかという話にもつながりました。
他の数値の高かった他の生活排水をどのように流せばいいのか、水を大切に使うためにはどうすればいいのかを班で話し合い「なるべく洗剤を少なめに使う」「食べ残しをしない」「必要な時だけ水を使う」など、自分にできる事をたくさん考えてくれました。
【海ごみについて考えよう】では、プラスティック製品などが海の環境や生き物たちに与える影響についてクイズ形式で学びました。
【展示ホールクイズ】では、グループに分かれて展示ホールにある6つの環境に関するコーナーでクイズに挑戦しました。途中で「伊勢湾への忘れもの」のミニシアターに入り、伊勢湾の海ごみについてのDVDも観てもらいました。
本日学んだことを、実際の生活でいかしてくれたら幸いです。
【報告:磯部】