三重県環境学習情報センター

「企画展示」 アルバム2020

2月・3月「マイクロプラスチック絵画展」

  白塚の浜を愛する会では、津市白塚海岸の豊かな自然環境の保護活動を行っており、その活動のひとつに、マイクロプラスチック拾いがあります。砂浜に打ち上げられたマイクロプラスチックごみ。海を漂流しているマイクロプラスチック。貴重な生態系が残されている白塚の浜になぜ?展示を通して、マイクロプラスチックの問題を伝えました。

◇白塚の浜を愛する会

12月・1月「みらいのヒントを教えてくれる“ゴマ”」

 日本でごまは多くの料理に使用されていますが、消費されているごまのほとんどが外国産です。九鬼産業株式会社は、ごまの昔ながらの製法を守り、安全で価値の高い製品づくりを心がけています。国内は長崎県や三重県などの農家、海外はニカラグア共和国などのごま生産者を訪問し、栽培状況など意見交換を行っています。貴重な国産ごまの栽培や、外国(ニカラグアなど)とのフェアトレードについて紹介しました。

◇九鬼産業株式会社

10月・11月「環境活動紹介」

 キオクシア株式会社 四日市工場は、半導体メモリ製品を作っており、工場の中では地球温暖化防止の取り組みを行っています。展示パネルでは、フクロウの保護活動支援や、こどもたちの環境教育など活動の様子について紹介しました。また、書き損じハガキ回収を通じた開発途上国の教育支援や、使用済コンタクトレンズケース回収を通じたリサイクルについても展示しました。

◇キオクシア株式会社

8月・9月「高校生によるネコギギ保全」

 鈴鹿高等学校 自然科学部は、鈴鹿川水系の生物調査、国の天然記念物ネコギギのモニタリングに関わる活動を行っています。学校の部室では、ネコギギが絶滅回避のための保護増殖を目的に飼育されています。展示では、鈴鹿川水系のネコギギの分布調査と、生息域保全事業での繁殖・飼育に関わる研究の成果などについてパネルで紹介しました。

6月・7月「自然で遊ぶ!こどもたち展」

 ふれあいファーム きららの風「田んぼの楽校」では、四日市市西部水沢町で、休耕田を利用した体験活動をしています。子どもたちは、農事体験や環境学習を通して、豊かな自然のなかで遊び、たくましく成長しています。”みんなの地球づくり”で作った地球儀の展示や、学んで成長していく子どもたちの姿を写真などで紹介しました。

4月・5月「小中学生が描いた!『地球温暖化防止』ポスター展」

 地球温暖化防止をテーマに小・中学生のみなさまを対象にポスター作品を募集した「地球温暖化防止啓発ポスターコンクール」。 県内からは小学校・中学校あわせて76校、993人から応募があり、その中から選ばれた入賞作品16点を展示しました。