令和3年度の企画展示

三重県環境学習情報センター

令和3年度の企画展示

4月・5月
『Picture Book for SDGs』~SDGsの大切さを伝える絵本展
出展者:一般社団法人SDGsコミュニティ

2030年までの国連による17の目標であるSDGs。
ここで謳われている“だれ一人取り残さない世界”をつくるために、気づき、学びあい、行動につながることを願い、絵本がつくられました。
この絵本展が大切にしていることは、Imagination(想像)です。
展示を通して、SDGsや未来のことを想像するきっかけになったのではないでしょうか。

 

6月・7月
「三重県地球温暖化防止啓発ポスターコンクール入賞作品展」
出展者:三重県環境学習情報センター

地球温暖化防止をテーマに小・中学生のみなさまを対象にポスター作品を募集した「地球温暖化防止啓発ポスターコンクール」。
県内からは小学校・中学校あわせて81校、1,663人から応募があり、その中から選ばれた入賞作品16点を展示しました。

 

6月・7月 特別展示
「環境活動取り組み」
出展者:キオクシア株式会社 四日市工場

キオクシア株式会社 四日市工場は、半導体メモリ製品を作っており、工場の中では地球温暖化防止の取り組みを行っています。
展示パネルでは、こどもたちの環境教育など活動の様子について紹介しました。
また、不用品や資源回収による、環境を通じた社会貢献活動を展開しており、書き損じハガキ回収を通じた開発途上国の教育支援や、使用済コンタクトレンズケース回収を通じたリサイクルについても展示しました。

 

8月・9月
「いなべ市『SDGs未来都市』とフェアトレードタウン」
出展者:いなべ市企画部政策課

いなべ市は豊かな自然や「フェアトレード」「SDGs」をキーワードに、新しいまちづくりを進めています。途上国生産者の自立や環境保全を目指すだけでなく、フェアトレードタウンの取組を進めるなかで、地産地消の促進、にぎわいの創出など、よりいきいきしたまちへ変化していきました。SDGsについての出前授業や、いなべ市版SDGsチェックシート、いなべ自然学校、森林機能を活用した商業施設である「にぎわいの森」や軽トラックを活用したマルシェ出店などの取組について、紹介しました。

 

10月 特別展示
「花王国際こども環境絵画コンテスト作品展 【エネルギー】・【森と木】」
出展者:花王グループカスタマーマーケティング株式会社

世界のこどもたちに身近な生活のエコと地球の環境・未来について、真剣に考え、絵画として表現してもらい、それを多くの人たちに伝えることで世界中の人々が暮らしの中で環境を考えて行動するきっかけとなることを願い、2010年から「花王国際こども環境絵画コンテスト」を行っています。今回は、その中から「エネルギー」と「森と木」をテーマにした作品を展示しました。

 

10・11月
「未来のために、今を選ぼう COOL CHOICE」
出展者:三重県地球温暖化防止活動推進センター

三重県地球温暖化防止活動推進センターは、地球温暖化の発生メカニズムを理解し、影響を知り、環境対策を探り、環境活動を実践する拠点です。 地球温暖化はどんなしくみで起こるのか、日本で起きている温暖化の影響、2100年の日本の気温上昇の可能性、気候変動対策の国際的取組として、パリ協定の概要についても展示しました。 また、省エネや低炭素型の製品の選択といった、地球温暖化防止のための、未来のための一人ひとりの「賢い選択」(COOL CHOICE)の大切さを示しました。

 

12・1月
「燃料電池車とみえ水素ステーション展」
出展者:みえ水素ステーション合同会社

将来のエネルギー資源として、気候変動問題の解決も期待されている水素。
水素を燃料として発電させた電気で走行する燃料電池車は、すでに一般向けに販売されています。燃料電池車は水素と酸素を反応させて電気をつくり、排出するのは水だけです。走行時に二酸化炭素や、有害な排気ガスを排出しない環境にやさしい車です。
水電解装置で水を水素と酸素に分解し、燃料電池が発電してタイヤが回る模型などを展示しました。

 

1月 特別展示
「第22回未来に残そう青い海・海上保安庁図画コンクール作品展示」
出展者:四日市海上保安部、(公財)海上保安協会 四日市支部

海上環境を保全し、青い美しい海を未来に残すため、「未来に残そう青い海・海上保安庁図画コンクール作品展示」を行っています。
小中学生による海上環境の保全をテーマにした、はがきサイズ120点の作品を展示しました。

 

2・3月
「内部地区のホタル活動報告とホタル教室」
出展者:内部ホタルの里を育てる会

内部地区の農業(水田耕作)用の水路には、ホタルが生息しています。「内部ホタルの里を育てる会」は、緑豊かな自然とホタルを守り、育てていくことを目標としています。ホタルの観察会や小学校のホタル教室、農業体験などにも取り組んでおり、展示では、ホタルの生活史(1年間の生活)などを写真で紹介しました。

 

2・3月 特別展示
「伊勢湾にやってくるウミガメ」
出展者:ウミガメネットワーク三重

伊勢湾沿岸にはウミガメが産卵にやってきます。
アカウミガメの背甲と腹甲、食道と胃のプラスチネーション標本や骨格標本を展示しました。アカウミガメの食道にはとがったひだがあり、一度飲み込んだものは、たとえ誤飲でも吐き出せない構造となっています。アカウミガメの上陸・産卵、死亡漂着した統計も展示しました。この展示を見て、環境について考えるきっかけとなったのではないでしょうか。