三重県環境学習情報センター

「今月の企画展示」 アルバム2011

3月 「常盤産業株式会社」
 常盤産業株式会社は、油圧機器、NC旋盤、屋上緑化、環境対策などの専門商社です。
 今回の企画展示では、扱っている環境関連の商品の中から、電気の力だけで走る「電動バイク」、エアコン風を攪拌し、省エネ環境をつくる「エコエコファン」(電源不要)、屋上緑化などに手軽に導入・管理ができ、省エネやCO2の削減に役立つ「モスインティー・グロウ」の3つを紹介して頂き、エコエコファンは実際に常盤産業さんで使っているものを展示していただきました。
常盤産業株式会社のHPはこちら
http://www.tokiwa-group.co.jp/
2月「花王株式会社」
CMでおなじみの「いっしょにeco」は「おきゃくさまといっしょに」「パートナーといっしょに」「社会といっしょに」という意味があります。
花王の製品は、キッチンで、バスルームで、洗面所で・・・毎日私たちが使うものばかりです。だからこそ、環境にやさしいモノづくりを目指して、よりエコな活動をすすめています。
節水・節電をどのようにすればいいのかを教えてくれるわかりやすい展示でした。 花王「いっしょにeco」のHPはこちら
http://www.kao.com/jp/corp/eco/
1月 四日市再生 「川づくり会議みえ」
 三重県の自然豊かで子どもが遊べる「魅力ある川づくり」を実現するため、いろんな活動をされています。ひと昔前、幼少時代は川で遊び、みんなが川を身近に感じていました。それは、子どもたちを健康に育むための「自然の学校」だったのです。
 もう一度、豊かな川に戻すため行政や市民団体と協同するとともに、参加できる機会や場を提供しています。 川づくり会議みえのHPはこちら
http://kawamie.iinaa.net/
12月 「四日市ウミガメ保存会」
アカウミガメの産卵が7年ぶりに確認された、2010年7月四日市市楠町の吉崎海岸。大きく新聞に掲載されたことは、まだ記憶に新しいところです。
2011年は残念ながらアカウミガメの姿をみることはできませんでしたが、2009年から続けている海岸清掃は、毎月第1日曜の朝8時から雨の日でも続けられています。
今年の夏には、もう一度、子ガメちゃんたちに会えたらうれしいですね。 四日市ウミガメ保存会(ウェルカメ四日市)のブログはこちら
http://ameblo.jp/kame-kame/
11月 「三重県環境学習情報センター」
3月に展示ホールがリニューアルオープンしたので、講座のPRも兼ねて展示をしました。
 展示ホールは「水」「地球温暖化」「ごみ」「生物多様性」「森林」「四日市公害」のコーナーに分かれていて、目でみるだけではなく、触ったり、試したりして楽しみながら学べる内容になっています。
 展示コーナーではクイズ形式のワークシートを使った見学も行っています。展示コーナーごとにあるヒントを見て、答えを書きこんでもらい、最後に答え合わせをします。とても興味を引く内容になっていると好評です。ぜひ、社会見学などにご利用ください。
10月 「キャンドルナイト四日市実行委員会」
 昔の夜は、天気が良ければ星が満天に輝き、月が照っている光景は当たり前でした。しかし、今、星空を見てもあまりきれいでないのは、夜も人間が活動するために人工的に「昼」を作っているからです。
「夜の街の明かりを減らしたい」という思いから、「100万人のキャンドルナイト」に賛同し、四日市では2003年から取り組み始めました。
 たった2時間程度電気を消すことで、CO2をどれだけ減らせるのか?ということよりも、イベントに参加した人達が電気消費を減らすことを考えるきっかけになれば・・というのが狙いです。
2011年は12月23日に四日市・諏訪公園で行われます。
キャンドルナイト四日市実行委員会のHPはこちら
 http://candle.yokkaichi.org/
9月 「鈴鹿市鼓ヶ浦公民館おじさんセミナー」
 「鈴鹿市鼓ヶ浦公民館おじさんセミナー」は鈴鹿市鼓ヶ浦小学校区に住む、退職された方でつくるサークルです。現役だったときの知識を活かしながら、伊勢湾の生物多様性の保全に取り組み、「魅力あふれる海」を次世代に繋いでゆく活動をされています。
 日頃は海浜の自然を学んだり、ゴミ集めをしたり・・また、海浜植物群落内の広い範囲にわたり繁茂している、アツバキミガヨラン(通称ユッカラン)の除去活動もしています。
 展示では、H22年度鼓ヶ浦小学校4年生との共同作品である、円筒形の魚群のオブジェ(直径1.2m・高さ1.5mの迫力ある力作)を置いていただきました。本当に海の中を思わせる力作で、来館者にも好評でした。
8月 「桑名市教育委員会 文化課」
 桑名市教育委員会は、多度の「イヌナシ」の生育地域一帯の環境を守ることに、力を入れています。「イヌナシ」は、準和名では「マメナシ」と呼ばれる野生のナシ(原種)です。サルも食べない・・・というほど渋みが強く食べることはできません。
でも、春には桜に似たかわいい花が咲き、実をつけます。しかし、実をつけ稚樹が成木へと成長する過程が難しく保全活動が大切です。多度の自生地のすごいところは「自然状態での更新(種→発芽→実生→稚樹→成木→花→実)が、期待される日本最大級の自生地であること」です。多度の他に四日市市・東員町・度会町などに自生していますが、数本だけの場合が多く群生しているところは少ないのです。
7月 「第4管区海上保安本部」
 海を汚す大きな原因のひとつが、私たちが出す生活排水です。ひとりひとりが出すのは、少しでも積もり積もると大きな負荷となって、結局は私たちに返ってくることになります。河川や排水溝などにできるだけ汚れた水は流さないように努力しましょう。
海の漂着物も展示いただきましたが、いつまでこのような状態が続くんだろう・・と悲しくなります。きれいな海を守るのは私たち、ひとりひとりの心がけが大切ですね。今年の展示は「未来に残そう蒼い海」のテーマのもと、11回目となる「海上保安庁図画コンクール」の入選作品を中心に展示いただきました。 第4管区海上保安本部のHPはこちら
http://www.kaiho.mlit.go.jp/04kanku/index.html
6月 「伊賀ふるさとギフチョウネットワーク」
「ギフチョウ」は日本だけに生息する、日本固有の「チョウ」です。
桜の花が咲くころに飛び交い、わずか2週間ほどで短い命を終えます。「ギフチョウ」は里山の生き物ですが、近年の工場・住宅団地の開発などにより絶滅の危機にあります。
「伊賀ふるさとギフチョウネットワーク」は、観察会・展覧会・パンフレット作成などを通じて保護を訴え続けています。その保護活動が認められ2009年2月、名張市の天然記念物に指定されました。しかし三重県では名張市の一部の地区しか生息が確認されていません。名張市の豊かな里山があったからこそ、生息地として残ったのかもしれませんね。 「伊賀ふるさとギフチョウネットワーク」のHPはこちら
http://www.geocities.jp/luehdorfia2004/
5月 「株式会社 東産業 」
「株式会社 東産業」は、私たちの生活で欠かすことのできない「水」と関わった仕事をしている会社です。
*工場の排水処理場の「水」の浄化処理とメンテナンス
*各家庭の浄化槽や、下水処理場での「水」の浄化処理とメンテナンスなど。
そして、東産業といえば「エコ戦隊ゴミ0レンジャー」!!展示では浄化槽のしくみなどをパネルにしたものと一緒に、ゴミ0レンジャーからのクイズを出していただきました。これに答えると「エコ戦隊ゴミ0レンジャー」からお手紙がもらえるというユニークな企画です。展示期間中、これが大変人気でした。
株式会社 東産業のHPはこちら
http://www.azuma-mie.co.jp/
4月 「株式会社 東芝 セミコンダクター社 四日市工場」
「株式会社 東芝 セミコンダクター社 四日市工場」は、デジタルカメラや携帯電話などに使われているメモリ製品を作っている会社です。
その、生産過程で必要な水や化学物質等の再利用・廃棄物の発生抑制、そして、その適正処理など、生産する上での環境負荷の低減に努めています。
 また、将来の日本の環境を守っていってもらう子どもたちには、まずは環境に関心をもってもらうことが必要です。そのために、地元小学校(4校)の出前環境授業を行っています。また、いらなくなったカレンダーはエコバッグに、手帳は聴覚障害者の筆談ノートとして再利用することを推進しています。
(株)東芝 セミコンダクター社 四日市工場のHPはこちら
http://toshiba-yokkaichi.jp/